彼の後姿
その日はカフェに入った。
押しつぶされそうな気持ちを抑えて
チャットができるソファがあるカフェに・・・
ソファにもたれかかっていたら
いつのまにか涙が止まらなかった・・・。
どうして・・?
その一言だけが頭から離れない。
さっき見たのはわたしの彼氏・・・・とわたしの友達。
なぜか腕を組んで歩いていたの。
見間違いだって思ったの。
だから、そっと二人の後をついていって・・・。
でも間違いじゃなかった。
ううん。わたしが彼の後姿を間違えるわけないんだ。
あの大好きな広い背中を。
出合い無料サイトで出会った友達が嬉しそうに話してた。
「こんなとこ見られたらやばいよね。
浮気じゃない?」
「浮気じゃねーよ。腕組んでるだけだろ?」
「わたしは立派な浮気だと思いまーす。」
「おまえ、俺のこと好きなの?」
「うーん。けっこう好き!」
「じゃあ・・・・これからデートでもするか?」
そのあとは覚えてない。
どうして?って気持ちだけしかでてこない。
そこに一杯の紅茶が出てきた
「おいしいですよ。」
そのお店のマスターがそう言ってだしてくれた。
涙でしょっぱかったけど、とてもおいしい紅茶。
少しだけわたしの傷をいやしてくれたんだ・・・。